片思いの失恋……。成就せずに終わってしまう恋は本当に辛いですよね。
自分の心をえぐり取られたよう感覚になると思います。
時間が薬だとよくいうけれど、今辛いのに先のことなんて考えられない……
立ち直るためには時間も必要ですが、今出来ることもたくさんありますよ。今回は辛い失恋から立ち直る方法を紹介します。
片思いの失恋における4つのパターンとは?
片思いの失恋といっても様々なケースがありますよね。こちらだけ盛り上がっていて勝手に振られてるパターンもあるでしょうし、そんな雰囲気だったのにいざとなったら違ったみたいなパターンもあるかもしれません。
まずは、よくある4つの失恋パターンについて考えていきましょう。
1.単純に振られた
片思いをしている時って毎日悶々とした日々が続きますよね。
四六時中相手のことを考えて、全ての出来事が片思いの相手へと繋がっていきます。恋愛を歌った歌の歌詞だったり、友達との会話だったり。
何気ない言葉で一喜一憂することも片思いの時は多いと思います。
そうやって過ごしていると、だんだん自分の気持ちを言葉で相手に伝えたくなってきます。
それは相手のタイミングではなく、自分のタイミングで行われます。
なので、気持ちが盛り上がっているのは自分だけの可能性が高く、好意を受け取って貰えない事も多くあるでしょう。
好きな人に告白するって一大事であることは間違いないですが、こちらの気持ちだけでは上手くいかず振られてしまうパターンが考えられます。
2.別に好きな人がいると言われた
「好きな人に好きな人がいる」
これほど辛いことはありません。
相手もこちらと同じように苦しい気持ちや切ない気持ちを抱えているということですよね。
それを考えただけで胸が締めつけられそうになりますが、自分の気持ちを伝えたくても好きな人がいる……と言われてしまうと、自動的に振られた形になってしまいますね。
相手の好きな人がどういった人かのかが分からない時はまだ希望が持てますが、自分にも近い人だったりすると絶望的に感じてしまいます。
絶望的に感じながらもうっかり「応援するよ!」なんて言ってしまってドツボにはまる事も少なくないと思います。
好きな人に好きな人がいるというのは辛い失恋のパターンですね。
3.相手に恋人ができた
片思い中の相手がずっとフリーだとは限りません。いつの間にか彼女・彼氏ができているということは多くあることでしょう。
当然相手も恋をするわけで、その相手が自分じゃない事だってごく普通にありえます。
本当はうすうす気付きながら、それでも知らないふりをしながら過ごしていてもあなたは相手に恋人が出来た事を当人からもしくは他人から聞くことになるでしょう。
ここでもまた自動的に振られます。
そんな時、にっこり笑っておめでとうと言えればいいですがそこまで気持ちを持っていけず俯きがちな態度になってしまう可能性もあります。嫌な女になりたいわけではないのに絶望と悲しみからそういう態度をしてしまうこともあるでしょう。
相手に恋人が出来たという失恋のパターンも辛いものですね。
4.友達と同じ人を好きになった
このパターンもとても考えさせられますね。友達になる相手って趣味や思想とかどこか似ていたりします。なので、男性や女性の好みも似ていることも充分にありえます。
友達と同じ人を好きになってしまったら、きっと大抵の人は身を引こうと考えますよね。
闘争心の強い人なら友達より先に実らせようと頑張るかもしれませんが、ほとんどの人が友人関係を大事にしたいと考えるでしょう。
その後万が一、友達と片思いの相手が結ばれたとしてもこれで良かったんだと自分自身を納得させると思います。
友達にも自分の気持ちを伝えることなく身を引いてしまうのは、多少お人好し過ぎるかもしれませんが恋よりも大事なのは友情とも言うので、闘うよりも先に諦める方が辛いパターンですが、得策かもしれません。
失恋といっても人によって理由やパターンは様々。恋愛は1人ではできないものですから、なかなか難しいですよね。片思いの経験をバネにして、もっと素敵な恋愛が待っているはずだとポジティブに考えましょう!
片思いからの失恋…立ち直る方法とは?
片思いしていて失恋してしまうと、思い出などを振り返る余地もなく現実に戻ることになります。
失恋してしまったわけですが、いつまでもくよくよしているわけにもいきません。
立ち直るためにすべきことを考えていきましょう。
片思いの失恋ってすぐに立ち直れるもの?
片思いの失恋から立ち直るのは実は、難しいことではありません。
相手を思っていた時間を自分のために使えばいいだけ。
ただそれだけなんですが、それが簡単にはいかない。けれど、未来のために立ち直らなければなりませんよね。
振られた!はい、次行こう!なんて、すぐに切り替えることは無理かもしれませんが、片思いの失恋からは必ず立ち直れます。
立ち直るまでの期間はどれくらい?
片思いの失恋から立ち直るまでの平均的な期間は、大体3ヶ月と言われています。
これは色々な説がありますが、1つ大きな理由として3ヶ月あれば季節が変わるということが挙げられます。
振られたのが真冬の凍てつくような日だったとしても、3ヶ月も経つと春の訪れを感じているはずです。
1年が過ぎるのは本当に早いので、失恋の傷も3ヶ月もすれば過去のものになります。
平均的に3ヶ月、少し引きずっちゃう人だと6ヶ月くらいが立ち直るまでの目安と言えるでしょう。
片思いからの失恋で立ち直る12の方法
片思いからの失恋の立ち直り方は沢山方法があります。当たり前のようなことや、ベタなものも、騙されたと思ってやってみると以外にスッキリするかもしれませんよ。 ここからは失恋から立ち直るために有効的な方法を12種類ご紹介していきましょう。
1.相手との思い出を消す
捨てられなくて取っておく主義の方も稀にみますが、取っておくというのは1番お勧めできません。
そんな辛い産物を近くに置いておくのはナンセンス以外の何者でもありません。
写真や連絡先、メッセージのやり取りは思い切って消去しましょう。
思い出のある品物でどうしても捨てられないものは、出来れば目の届かないすぐには取り出せない所に追いやるのがベストです。
1つの恋を失った虚無感で辛い中、そんなことをする事すら気力を無くすかもしれません。
そんな時だから全てを消し去った方があとが楽だと思います。立ち直るための第一歩です。
2.なるべく相手とは会わない様にする
失恋して立ち直りたいのに相手と顔を合わせてしまっては、気持ちのバランスがとれなくなってしまいますよね。
仕事の同僚だったりしてどうしても接触が避けられない場合は仕方ないですが、相手と必要以上の交流はお勧めしません。
会ってしまうと、楽しい時間を思い出し好きな気持ちに蓋を出来なくなってしまいます。そうなると、立ち直りたいのに立ち直れない、というどうしようもない状態に自らをもっていくようなものです。
話すことはもちろんですが、視界に入れることすら避けるようにしていくと案外気にならなくなってくるものです。
自分の世界から相手をシャットアウトしてしまうというのは辛いですが立ち直るためには有効的な方法です。
3.思いっきり泣く
涙って流し始めたらとめどなく溢れて来ますよね。
失恋した時の涙は悲観的なものですが失恋したら思いっきり泣いた方がいいんです。
翌日、目が腫れるくらい泣いたら少しは心も晴れていると思います。
泣くのって実はそんなに難しくありません。奇しくも世の中には悲しい失恋を歌ってくれてる歌手の方がたくさんおられます。そんな失恋ソングを聞きながら相手に対しての恨み辛みや、優しくされたこと、好きだと思った瞬間など何でもいいので考えながら思いっきり泣く。
泣いて泣いてスッキリしたら、好きな物を食べる。
これだけで気持ちの整理がつきやすくなります。人間は案外単純な生き物なんです。
4.何も考えなくてもいい時間を作る
失恋した当初は、ついつい思いつめてしまうもの。
夜眠れなくなり、だんだん暗くなってきてしまうこともあるでしょう。
暇な時間が少しでもあると、どんどん暗くなってしまいます。
そんな時に有効なのが「何も考えなくていい時間を作る」こと。
例えばドラマや漫画、小説、映画などをひたすら見たり読んだりするのがおすすめ。
ただ見るだけ、読むだけでその世界に没頭できるようなものを楽しむと余計なことを考えずにやり過ごせます。
5.友達と会う時間を増やす
誰かと話したり一緒に過ごしたりしていると気分も紛れますし、テンションも上がります。
また失恋を友達に話すことで「なんでこんなことで悩んでいたんだろう?」と思いさえします。
一人でいると本当に暗くなるだけなので、無理矢理でも友達と会うようにしましょう。
自分の思っていることを言葉にするだけで、自分の気持ちを整理することができ、次に進むための気持ちになっていけるはず。
うつむきがちになって「誰とも会いたくない!」と思うかもしれませんが、「1つ話のネタが増えた」と考えて、積極的に友達と会いましょう。
友達が新しい人を紹介してくれるなど、交友関係が広がるチャンスもありますよ!
6.新しいことを始める
何かと別れたり、何かを失ったりすることは決して悪いことばかりではありません。
失くすということは得るということに繋がるからです。
恋は失ってしまったけれど、新しいことを始めるきっかけにもなります。
今まで片思いの相手に夢中で他に何も興味が持てなかったかもしれませんが、やってみようかな?と思うことが出来たら積極的に挑戦してみることで、今までと違った世界が見えてまた新しい出会いも訪れます。
それは、音楽でもいいし旅行でもいいしファッションを変えてみるというのも新しい発見があるかもしれませんね。とにかく、何か変化を持たせるというのが大事になってくると思います。勇気がいることもあるかもしれませんが、立ち直るためにポジティブに考えていきましょう。
7.思いつめそうになったら走る
思いつめてしまいそうになった時に、走ったり歩いたりすることで一時的に気を紛らわせることができるんです。
これって単なる気を紛らわせているだけでないんです。
実は走ることでセロトニンという精神を安定させてくれる物質が脳に分泌されるんです。
なので走っているうちにどんどん明るい気持ちになります。気分がうつむきがちになった時は、とりあえず外に出て歩くことから始めてみてはいかがでしょうか。
しかもいい運動になりますし、いいことづくめ。
思いつめそうになったらとりあえず何も考えずに走りに行きましょう。
走ることで体型を変えることができ、「あれ?綺麗になった?」なんて思わせることができたらこちらの勝ち!もっと素敵な相手に出会うチャンスも広がります。
8.元気になってきたら出会いの場に行く
失恋の傷もだんだん癒えてきて、外にも出かけられるようになったら新しい出会いを求めるというのもいいと思います。
いつまでも塞ぎ込んでしまっては未来のために良くないですし、月並みですが男性も女性も星の数ほどいます。
あなたの片思いしていた相手はこの世に1人しかいませんが、彼や彼女よりも素敵な人がたくさんいるはずです。
自分磨きをして出会いの場に行き素敵な相手を見つけられたら、失恋なんて遠い昔のことだと思えます。思わぬ恋愛のチャンスはそこら中に転がっています。
今では、マッチングアプリ や街コンなど気軽に出会える場所もたくさんあります。
そうした場所に友達と足を運んでみましょう。
9.時間が解決してくれるのを待つ
辛いことも悲しいこともある程度の時間が経てば風化していきます。
どのくらいの時間が必要なのかは個人差があると思うので一概には言えませんが、時間は色んなことを曖昧にしてくれます。
楽しかった思い出も悲しい記憶も何もかもが曖昧になります。
時間とともに記憶が薄れていくというのはとても悲しく切ないことかもしれませんが、そうなっていくことで失恋の傷は癒えます。
時間が薬となって癒えた傷は少しのかさぶたを残しはしますが、いずれ笑って話せるようにさえなります。
そうなった時はきっとあなたが幸せになっているときでしょう。日々の生活という日常に埋もれて時間が過ぎていくのに身を任せるのおすすめです。
10.占いに頼ってみる
実は占いには失恋の傷を癒してくれる効果があります。
占い師と直接話しながら鑑定してもらう対面鑑定や電話占いなどは、当たる当たらないなどの側面もありますがカウンセリング的な側面もあります。
失恋で落ち込んでいる話などを何度も友達にしていると「しつこい……」と思われて、話しにくくなりますよね。
占い師であればこちらがお金を払っているため、気遣いもいりません。
未来へのアドバイスがもらえたりして、気持ちも軽くなりますよ。
11.どこかに悩みを吐き出す
悩みって溜め込んでおくとなかなか消化しませんよね?
誰かに聞いてもらったりすると、頭の中が整理されて前向きになったりしませんか?
悩みを吐き出すのは、ノートに書くという作業でもいいと思います。ノートでもSNSでも何でも、今まで自分に起こった事を全部吐き出してしまうと意外と大したことではなかったな……という気持ちにもなるかもしれません。
SNSなどで共有してさらに共感してもらえたら、自分のことを肯定してもらったような気持ちなり、自分を振った相手へのネガティブな感情が消えていきます。
告白して振られたようなシチュエーションでは、自分を否定された感じがしてしばらくは立ち直ることが難しいはずですが、誰かに話を聞いてもらって共感してくれるだけで、立ち直ることが出来ると思います。
12.共感できる名言や曲を聴く
こんな時、音楽は心をとても癒してくれます。名曲と呼ばれる数々はきっとあなたの感情に何かを訴えてくるでしょう。
好きなアーティストの曲でもいいですし、失恋ソングをプレイリストに入れて聴きまくるのも立ち直るのにはいい手段かもしれません。
下手に明るい音楽やポジティブな音楽を聴いてしまうと、かえって落ち込んでしまうかもしれないので自分の感情に合った曲を聴くことがあなたを助けることになるはずです。
それから、名言集を読んだりするのも効果的かもしれません。
名言というのは、人生の節々で役に立ったり感銘を受けたりするものですよね。失恋や人生についての名言を読むと気持ちもスッキリするかもしれません。
立ち直るためにやるべきことはとにかく「行動する」こと。立ち止まって後ろばかり見ていても何も始まりません。沢山泣いて、お友達と話して、自分のことに時間を使ってあげましょう。これができたら、きっとまた素敵な人と出会えるはずです。
まとめ
今回は、失恋から立ち直るために何をしたらいいのかということについて書いてきましたが、恋は本来失うばかりではありませんよね。失ったり得たりするものです。
失恋によって失った物も得た物もあるばすですし、相手を好きになった気持ちは偽りのないものです。
なんでも経験だと考えて、自分の経験値にしてしまいましょう。
この記事を読んでいただけているということは、「このままじゃだめだ」「立ち直りたい!」と思っているはず。自分で自分を客観視できているのであれば、立ち直るまでにそう時間はかからないはずです。
いつか、笑って話せるときが来るまでゆっくり進んでいきましょう!